尾鷲市営野球場が建設予定地として挙げられている広域ごみ処理施設。紀北町では先日、議員が求めていた単独での建設やリサイクルセンターを継続した場合での試算が示された。
この件に関して、紀北町では全員協議会が2回開かれている。「議論するためにはもっと精査が必要」との声もあるが、議員に情報を小まめに示そうとする行政の姿勢は評価できる。
費用負担の試算では5市町で紀北町の負担が最も多いものの、ごみが減量できれば運営費が抑えられるという点は環境保護の観点からも押さえておきたい。
ごみの処理の問題は日常生活にも影響を及ぼす。町長は「ごみの分別が他の町よりも少ないため、燃焼式に変わればより厳しくなるのではないか」と答弁したが、ごみの分別がどう変更する可能性があるのか、具体的に示すことができれば町民にも分かりやすいのではないか。
「莫大な予算と今後20年間に関わることなので、町民の意見を広く聞くべき」と訴えた議員がいたが、まさしく正論である。ごみ処理施設建設は日常生活や環境、災害対応にも関わってくる。RDFの継続を含め、小まめな情報と試算の提示こそ、活発な議論を呼ぶ。
(R)