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不連続線「運転中の通話の危険」

 先日、黒潮道路から紀望通りに曲がるため信号待ちをしていた時、紀望通りから矢浜方面へ曲がった軽自動車の女性。左手に持った携帯電話を耳に当てたまま、首を左右に振ってしっかり?安全を確認しながら交差点に進入し、そのまま走り去った。
 
 自動車学校などに整備されている模擬運転装置を使った実験では運転中に携帯電話で通話すると見落としが増えたり、ブレーキを踏むのが遅れるとされており、運転中に通話することで事故のリスクは約4倍になるという報告もある。
 
 車の運転はその時々の状況によって判断し、適正に判断して安全運転をしなければならない。電話での会話は何気にしているようでも、相手の話によって記憶をたどったり、考えたりするなど脳を使い、単に音楽を聴くのとはわけが違う。
 
 同乗者であれば状況に応じて会話を止めることはできるが、電話の相手は運転者の状況は分からないから話し続ける。
 
 「自分だけは大丈夫」では、いつ、悲惨な事故が起こるかわからない。端末を持たないハンズフリー通話は取り締まりの対象外だが、これも危険はゼロではない。通話は安全な場所に止めてから行った方が無難である。
 
(J)

      不連続線

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