〝全国初〟の触れ込みで、Web版のみえ介護フェアが11月に開かれる。1週間の会期中、5つのメインコンテンツがみられるほか、公開日を指定し、定員を設けた特別講演会と映画の上映もある。
今年で3回目のフェアで、これまで2回はイオンモール鈴鹿を会場に開催。第1回は土・日の2日間、昨年は日曜日に開催していたが、新型コロナウイルスの終息が見えない今年は、インターネット上で開催する。
高速道路をはじめとする道路網の整備でずいぶん移動が楽になったが、津や鈴鹿のイベントへの参加となると、やはり一日仕事になる。Web版は都市部から離れた当地方にあっては、少しの時間を見つけて視聴することもでき、参加しやすい環境といえる。
費用対効果を考えるとより多くの人が集まりやすい場所で開催すること、防災なら特に大きな被害が想定される場所でやることに意義があるのは当たり前のこと。新型コロナウイルスが克服されれば従来のやり方に戻るとは思うが、介護や防災など、県民全てに当てはまるようなもの、一人でも多くの県民にPRしたいものであればあるほど、Web版の併用を考えてもいいのではないか。
(J)