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社説「梅雨時季、雨と熱中症に備えて」

 近畿地方と東海地方の梅雨入りが21日、気象庁から発表された。ともに平年より15日遅く、近畿地方は1951年の統計開始以降3番目の記録的な遅さとなった。しばらくは不安定な天気が続くため、雨に対する警戒が必要になる。

 かつての梅雨であれば、「しとしと」「じめじめ」といった形容が適当だったが、近年はバケツの水をひっくり返したかのような豪雨に見舞われることがめずらしくなく、集中豪雨をもたらす「線状降水帯」という言葉もよく聞くようになった。「線状降水帯」に関しては、気象庁が先月、半日程度前から危険があることを周知する呼び掛けについて、対象地域をこれまでの「地方」単位から「府県」単位に絞り込んで発表するよう変更した。危険が見込まれる地域を限定することで、該当地域の住民の早めの避難や対応につなげたい狙いがある。各自治体は、「自分の命は自分で守る」ために、早めの避難や日頃の備えが大切であることを繰り返し呼び掛けていく必要がある。
 
 雨と併せて梅雨時期に気を付けたいのが体調管理。湿度が高く蒸し暑い日が続くため、熱中症を防ぐために通気性の良い服装を選んだり、こまめに水分補給を行ったりするのが大切。また、室内ではエアコンの活用も積極的に行うことが求められる。特に体温調整が難しい子どもや、肌感覚が衰えている高齢者のいる家庭では、我慢やちゅうちょすることなく活用してもらいたい。昔から扇風機だけで夏を過ごすという高齢者もいるが、温暖化により“暑さの質”が変わっている今、我慢することが命の危険につながりかねない。一人暮らしの高齢者には、近所の人やヘルパーなどが声掛けに努めてほしい。
 
 「ゼロカーボンシティ」宣言を行う那智勝浦町では昨年度に引き続き今年度も、エコなエアコンへの買い替えに補助金を支給する取り組みを実施した(5月末で受付終了)。環境への配慮だけでなく、長引く物価高騰で家計への負担がどんどん大きくなる中、住民にとってはありがたい事業だ。エアコンの使用で夏場の電気代が上がることに不安を覚える家庭は多い。各市町村では6月定例議会が開かれており、物価高騰に苦しむ住民への支援策についても議論が及ぶことを期待したい。

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