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社説「盛り上がるヤーヤ祭りに」

 尾鷲が全国に誇る「ヤーヤ祭り」が近づいてきた。今年は4年ぶりに「ヤーヤの練り」と5日の道中踊りが復活する。過去3年間は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、無事に祷を次に渡すことに主眼を置き、必要最小限の祭事だけを執り行った。関わる人は少しずつ増やせたものの、弓射や練りで将来祭りを受け継いでいく若者の参加は見送られた。今年は4年分、見せ場を作ってもらいたい。

 日本には、神社や寺院の行事と大きな関係を持つ文化がたくさんある。おそらく外国も同様だろう。全国では多くの、地域を形作ってきた祭りが、人口減少、高齢化、少子化などで岐路に立たされる中、2年あるいは3年間の中止を余儀なくされるという追い打ちを受けた。新型コロナの影響が和らいだ昨夏以降も復活できなかった祭事もある。祭りを次の世代に引き継いでいくためにも、今回は普段にもましてにぎやかに取り組むことに意義がある。
 
 ヤーヤ祭りは、ある団体に所属している人だけでなく、地域に開かれた祭りであることも特徴の一つ。練りは、さすがに小学生や女性が参加している様子は見られないが、道中手踊りを含めると多くの人が関われる。参加しない人も、練りや手踊り、大弓の儀、獅子出御などを見物することで祭りに関わってほしいものだ。
 
 特に子どもたちにはぜひ、祭りの楽しさを体験してもらいたい。近年は露店が少なくなって、子どもの楽しみも減少しているが、将来の貴重な思い出になる。
 
 4年ぶりということで「加減が分からない」ということや、これまではすぐ上のきょうだいや先輩から伝授されていた決まりごと、しきたりがうまく引き継げていない可能性はある。このご時世、問題が起これば祭りの在り方自体変わってしまうことになりかねない。無理はしないようにしながらも、にぎやかに盛り上がる祭りにしてもらいたい。
 

      社説

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