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共生へ実習生をサポート 育成就労制度へ対応を模索 みえ熊野古道商工会

 紀北町長島のみえ熊野古道商工会で2月27日、外国人技能実習生共同受け入れ事業の集合研修の開講式があり、ベトナムとネパールの実習生11人が新生活をスタートした。技能実習制度から育成就労制度への移行にあたり、受け入れの一次機関である商工会も対応を模索している。

 技能実習制度は、外国人に日本の技術を教え、母国で発揮してもらう人材育成を目的としていたが、国際貢献ではなく労働力となっている実態や、給料未払や長時間労働といった人権侵害などが問題視され、令和9年度から育成就労制度に移行する。育成就労制度は日本語能力の要件が必要で、本人の希望で転籍も可能となる。
 
 商工会による受け入れは平成14年の紀伊長島商工会にさかのぼり、紀北町商工会時代も合わせて実習生は477人(中国330人、ベトナム100人、ネパール47人)にのぼる。
 
 当初は水産や帆布の事業所が中国人を受けて入れてきたが、平成27年からベトナム、令和2年からはネパールからも受け入れており、受け入れ事業所も成形や農業、塗装、電子、鉄筋と幅広くなった。一昨年7月にはネパール大使が紀北町に訪れたこともあり、近年はネパールが増加しているという。人手不足が深刻な特定分野で即戦力の外国人を受け入れる「特定技能外国人」も昨年6月、ネパール3人とベトナム1人を受け入れている。
 
 今回の開講式にはベトナム第17期の21~30歳の4人とネパール第6期の19~40歳の7人が参加。このうちネパールの5人は基本的な日本語を理解できる日本語能力試験(JLPT)のN4の資格を持っている。
 
 実習生を歓迎した藤村達司会長は「初めての日本で不安でいっぱいだと思うが、地域に密着した商工会として皆さんの生活をサポートしていく。文化の違いもあり、地域の住民も不安があるが、仲良くできるよう努力してほしい」と呼び掛けた。
 
 実習生はおよそ1か月間で日本語の学習や生活ルールなどを学んだ後、町内のプラスチック製品製造、漁網製作販売、水産加工、額縁メーカーで実習する。
 

      紀北町

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