第98回選抜高校野球大会の出場校32校が決まった。出場校選考は昨秋の各地区大会が参考資料となり、地区大会の上位校が順当に選ばれた。残念ながら和歌山県からの選出はなかった。昨秋の県大会で初優勝し、県1位で近畿大会に出場の近大新宮は初戦で東洋大姫路に敗れ、2位の市和歌山も大阪桐蔭の前に敗退していた。一方、三重県からは東海大会準優勝の三重が選出。同校には新宮市と那智勝浦町出身の選手もいて、先月には熊野市で合宿を行った。
高校球児の夢舞台・甲子園。地元校の聖地出場は半世紀近く遠ざかっているが、親元を離れて強豪校へ進学した地元出身者たちの吉報は毎年のように届いている。
いわゆる野球留学にはさまざまな考え方があるが、子どもの数が年々減少する中、明確な目標を持って進路を決定する本人、そして家族の意思が尊重されるべきだと思う。一方で、地元校の甲子園にも期待したい思いもある。関係者には地元校を選んでもらえるような環境作りへの尽力をお願いしたい。
選抜は3月19日から、阪神甲子園球場で開催される。熱い戦いが楽しみだ。
【F】
