節分に豆をまく時、「鬼は外、福は内」と必ず言う。鬼のお面をつけた相手に豆を投げるが、それを見てたまに思うことがある。鬼が本当に悪いのかと。そもそも全ての鬼が悪い鬼だとは限らない。もしかしたら福を運びに来ただけだったり、人と仲良くなりたいと思って来た鬼かもしれない。
鬼=悪の象徴になっているが、アニメや特撮作品では、鬼が味方側にいる時もある。鬼の見た目を怖く見えるように描いているから怖いものだと認識しているのではないかと思う。もしかわいらしい見た目のキャラクターに描かれていれば、怖がられず、幸運の女神のような扱いを受け誰も鬼に向かって豆を投げないと思う。人はどうしても中身を見る前に見た目で判断してしまう。
人間社会もそうだ。良い人もいれば悪い人もいる。見た目が怖いと、近づかない方がよいと感じてしまうが、話してみると意外と気さくに話してくれたり、礼儀正しかったりする。見た目で判断することは自分の身を守るために大切な事だが、人柄にふれて判断することができる目を養っていくことも大切な事ではないのかと思う。
【祐】
