昨年に続いて紀の川市桃山町に、今が旬のモモを買いに出掛けた。初めて行った昨年は、よく分からないままJAの産直市場で購入したため、今年は農家の直売所にチャレンジしてみようと、気合を入れて早朝から出発した。
モモの大きなオブジェが見えるとテンションが上がってきたが、日傘を差して持参のイスに座って並ぶガチ勢の行列に意気消沈。諦めて産直市場に向かうも、昨年はすんなり入れた駐車場に入る車の列が100台ぐらい連なっている。地元の人によると、ユーチューブやティックトックなどのSNSの影響で、例年になく人が押し寄せているそうで、今年は産直市場の整理券が800番代で買えなかったこともあったのだとか。
仕方なく、行く途中にあった少し離れた道の駅に寄ると、少ないながらもお目当ての自宅用茶箱が残っていて、念願のモモパフェも食べることができた。「あら川の桃」にこだわらなければ、近場でおいしくて安いモモがゲットできそうだが、人はなぜブランドに惹かれるのか。しばらくモモフィーバーは続きそうである。
【織】