プロ野球オールスターゲームの監督推薦選手が発表され、新宮市出身の広島カープ・森浦大輔投手が初めて選出された。森浦投手は報道陣のインタビューに対し、素直に選出を喜びながら、天理高校の後輩のオリックス・太田椋選手との対戦を希望していた。
今季は開幕から好調を維持し、これまでチーム最多の34試合に登板。2勝2敗20ホールド、防御率1.16の好成績を収めている。”森浦推し”の当方も、「もしかすると」と期待していただけに、うれしい知らせとなった。
普段野球を見ない人に少しだけ説明すると、森浦投手が登場するのは試合の終盤。最近は7回または8回を任されているが、ランナーが塁上にいるピンチの場面でマウンドに上がることも多い。非常にタフな状況の中、相手に得点を許さずに抑える印象が強い。首脳陣の信頼が厚く、ファンの間でも”火消しの森浦”と呼ばれている。三振も結構とれる投手。伝家の宝刀チェンジアップを意識させておいての内角直球をズバッと投げ込んでの三振はたまらない。オールスターでの活躍も楽しみにしている。
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