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紀南抄「エレベーターで被災したら」

 もしもエレベーター内に閉じ込められたら。想像しただけでも相当な恐怖を感じる。それが地震や火災時であれば、なおさら冷静でいられる人は少ないのではないだろうか。
 
 先日、那智勝浦町消防署の訓練の取材で、エレベーター乗車時の急停止や停電を体験させてもらう機会があった。安全が確保されている状態と分かっていても、急に暗くなったり止まったりするとかなり不安になった。
 
 実際は停電しても真っ暗ではなく、新聞が読める程度の非常灯がバッテリー電源によって30分ぐらいは自動点灯するという。また緊急連絡ボタンを押すとメンテナンス会社の情報センターにつながり、オペレーターが24時間対応してくれる。大震災時などでは、救助に時間がかかることが予想されるため、まず慌てず落ち着いて、騒いだりして無駄に体力を消耗しないことが大切だと感じた。
 
 明日にでも起こるかもしれない南海トラフ地震。車やバスなどでの移動中、就寝や入浴中など、いつどこで被災するか分からない。防災グッズとともに、常日頃から心の備えもしておくことが大事だと思う。
 
【織】

      紀南紗

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