近年、ICT(情報通信技術)という言葉を耳にするようになってきた。情報技術を意味するITはかなり浸透しているが、ITが情報技術そのものを指すのに対して、ICTはそれをどのように活用するのかに着眼点が置かれている。国際的にはICTの方が一般的に使われているという。
具体的には、パソコンやスマートフォンなどでのインターネット検索や通販、メール、SNSなど。もはや私達の生活になくてはならないものであり、新型コロナの影響で増えたオンライン会議・授業、テレワークなど、ますます重要度が増してきている。
教育の現場でも、パソコンなどを使った教材が活用されている。先日、紀宝町立相野谷中学校で講習会があり、学習支援ソフトを使った授業が展開された。生徒は慣れた様子でタブレットを操作。さすが小さい頃からデジタル器機が身近にある世代だ。
分からない所はすぐに遡って調べることができる。音や映像を通して理解を深めることができる。入試の過去問にもチャレンジできる。これほど機能が充実していれば、勉強好きの子も増えるかもしれない。
【織】