自分の英語力のなさを痛感する取材が続いた。先日、太地町に姉妹町のオーストラリア・ブルームから訪問団が訪れ、歓迎式典が開かれた。昨夏にブルームを訪れた太地町の中高生らが、現地の生徒らとの半年ぶりの再会を喜び、積極的に交流していた。太地町の生徒らに感想を聞いた後、ブルームの生徒にも話を聞きたいところだが、自力では無理なため、英語のできる職員に通訳をお願いした。取材に応じてくれた女子生徒は当方の顔をしっかり見て、ゆっくりと話してくれたが、メモを取るペンがまったく走らず、何だか申し訳ない気持ちになった。
今月初めには、熊野本宮大社に取材で訪れた際、駐車場に車を止めようかちゅうちょする外国人の男女がいた。当方が通りかかると、女性が話しかけてきた。ここに駐車しても大丈夫かということだと理解したが、その駐車場は午後5時に閉鎖されるため、時間が迫っていることを伝えてあげたかったが、言葉が出なかった。2人は駐車できないと感じたのか、その場を去った。
コロナ禍が明け、外国人観光客が増加している。簡単な英会話を身につけたい。
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