尾鷲高校全日制の入学式がこのほど行われた。新入生は125人。前年は99人だったので、会場の体育館も少しにぎやかになった印象。新入生代表の「充実した高校生活を送る」の通り、思い出深い高校生活となることに期待する。小中学校でも同様で、特に小学1年生は、まず楽しく学校に通えることが一番。
少子高齢化の影響以上に、尾鷲高校に進学しない地元の生徒が多くなっている。今年3月の尾鷲市と紀北町の中学校の卒業生は197人。熊野青藍や定時制に進学する生徒を考慮しても、2学級(70人)ほどが尾鷲高校以外に進学していることになる。
生徒の人数が少なくなり、連動して先生の数も減り、部活動や学びの多様性が減少しているのが、中学生が他校を選ぶ要因の一つとされる。特にスポーツ分野では強豪校に進学することが、その後の競技人生にも大きくかかわる。
地域の活力を考えると、尾鷲高校に生徒を呼び戻すことが重要だが、個々の生徒の自己実現の面では、進路選択を支援していく仕組みが必要と言える。
(M)
