尾鷲市はこのほど森林ゾーニングマップを作った。所有者区分(民有林、市有林、公団分など)、集材効率の良さ、人工林か自然林かなど19項目を地図上にマークしており、項目を選んで重ね合わせて表示できるようにしている。
山林所有者や林業関係者には「まだ開示していない」という。芝山有朋課長は、「分析を加えた上で、民有林に対する提案にも役立てられれば」と話す。
おそらく林業家や森林組合など関係者は、各項目で示される情報について、あるいはいくつかの項目の関連についておおむね把握していると思われるが、可視化したことでより認識が深まると考えられる。また、説得力の向上にもつながる。森林組合などにデータを示せれば、山主や管理者による独自の動きがでてくるかもしれない。
環境的にも経済的にも、植えて、育てて、切って、使うというサイクルが円滑に進む必要がある。1サイクルが60年や100年と長いが、持続可能な森林活用につながることを期待する。
(M)
