今シーズンのプロ野球で期待しているのが初の尾鷲市出身者対決。3学年連続で輩出し、阪神の湯浅投手、中日の石伊捕手、西武の上田投手がそろっているので、いずれは叶う夢だとは思っているが、15日からの甲子園での阪神中日戦をひそかに楽しみにしている。
湯浅投手は首位を独走する阪神を支えている。難病からの復帰を取材したNHK番組「何度でも、前を向く」を見て、いっそうあの投球が見られる幸せをかみしめている。
石伊捕手は一時期2軍落ちしたものの、復帰してからは初猛打賞に初本塁打、初お立ち台と好調といってよく、終盤に代打を出されるケースも減ってきた。このまま出場機会を伸ばして経験を積み、谷繁のような名捕手になってくれれば、と夢が広がっている。
上田投手は10失点後に意気消沈していたが、今は2軍で勝ち星を重ねている。登板後のインタビューで落ち着いて語る姿が見れて安心している。一軍で活躍する好機は必ずあるはず。
もう書いたか覚えていないが、あらためてぜいたくな話である。
(R)