8月1日から7日までは「スターウイーク・星空に親しむ週間」になっている。梅雨が明けて昼間は晴れて暑いが、夜は星が見やすくなる時期という。尾鷲市立天文科学館では期間中、定例の金・土曜日の夜だけでなく、毎夜に観望会を開いている。
7月28日に同館であった「七夕星まつり」は、小学生と保護者を中心に70人が来館し、星に親しんだ。ゆっくり星をみてもらえないのは残念だが、〝きれいな星空〟に関心を持ってもらうきっかけになったと思う。
昨年、熊野市の鬼ヶ城で撮影した天の川がネットで話題になった。調べてみると、結構有名な撮影スポットらしい。この地方には、まちの光から少し離れた場所で、夜暗くて車でも行きやすい観望場所が結構ある。
尾鷲は「星のまち」として売り出していたが、商店街の飾りがなくなっており、少し寂しい。まちなかの便利なところに、公開用としては日本有数の大きさの望遠鏡を備えた天文台があるという利点を生かせる施策はないものか、と思う。
(M)