• クマ目撃情報
    紀北町船津新田
  • 求人広告(9月21日掲載分)
  • 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

不連続線「教員の処遇改善」

 三重県教職員組合紀北支部の定期大会がこのほどあった。新型コロナウイルス感染症の影響で、対面で実施するのは4年ぶり。この間、紀南支部(熊野市、御浜町、紀宝町)との合併の話が進んでおり、来年度の統合を議決した。

 4年間に、教員不足が大きな話題になるようになった。教員採用試験の志願者が減少し、非常勤講師の当てにも困っているという。全国的には新年度が始まる4月の段階で、充足できないケースもあるよう。しわ寄せは教員のみならず、子どもたちに向かう。

 大会宣言の中に「わたしたち自身がゆとりをもって子どもと向きあえるよう、私たちの命や暮らしが守られるよう、みんなの力で運動を進めていきましょう」という文があった。教員の働き方改革は、これを基本に進めるべきだろう。

 過重労働に対し、給与の割り増し率を上げる話がでている。賃金も重要だが、ゆとりをもって子どもに向き合える、授業に臨めることが何よりだろう。公教育が不十分なら悪影響は20年後、30年後にも続く。早急な対応が望まれる。

(M)

      不連続線

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      10月30日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ