ここのところ、最大震度が5弱を上回る地震が頻発している。今月に入ってからだけでも、能登半島沖、千葉県南部、トカラ列島近海に続いて22日には伊豆諸島で地震があった。さらに日高地方東部、豊後水道でも最大震度4の地震が発生しているほか、20日には南太平洋でマグニチュード7.4の地震もあった。
先日、尾鷲市の田中利保教育長が「(地震が)起きていないのはこの辺だけ」と話していたが、まさにその通り。22日の伊豆諸島の地震発生時は車を運転していた。ラジオから緊急地震速報が流れた直後、携帯電話が震えたので思わず身構えた。同じタイミングで電話が掛かってきただけだったが、揺れに備えて体が硬直した。
伊豆の地震は、場所だけみれば南海トラフ地震の想定域のように思える。気象庁は何も発表していないので、こちらに直ちに影響のあるようなことはないだろうが警戒するに越したことはない。水と食料、それに薬や子ども用のミルクなどそれぞれにとっての必需品と電源、ライトなどを再度確認しておきたい。
(M)