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不連続線「星と雨を観光に生かす」

 26日夜は、皆既月食が見られるはずだったがあいにくの曇り。見られるとしても空の低い位置ということで、海側にさえぎるものがない天満の堤防で待機。少しの晴れ間でも、と思ったが皆既状態が終わる8時20分ごろまで雲で月が見られず。普段の年なら梅雨前で晴れることが多い時期。前日は快晴。翌日も夕方になって雲間が見えており、残念さが余計につのる。

 尾鷲は雨が多い。19日に更新された平年値(1991年から2020年の30年平均)では、年間降水量は3969.6ミリ。ついでに指摘すると、晴れる日も東京などより多い。つまり「降れば土砂降り」である。

 星と雨を観光集客に生かせないかと思う。星は高校や大学の天文部などの合宿地として売り込めばどうか。天文科学館を使わなくても、車に望遠鏡やカメラを積み込み20分も走れば肉眼で天の川が見られる場所に行ける。もっともイノシシやシカ対策は必要だが。

 難しいのは雨を生かすこと。小さい子どもがびしょ濡れになって遊べる場所や、「非常に激しい雨」や「猛烈な雨」を体験できる施設ができないか。何かのアイデアが実現できれば、大きな売りになるだろう。

(M)

      不連続線

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