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活性化策継続し利用増へ ユーチューバーの勉強会も くろしお増便実証は延長

 紀勢本線活性化促進協議会の第18回新宮白浜区間部会が4月30日、新宮市役所別館で開かれた。特急「くろしお」の増便実証や、校外学習・教育旅行への補助事業を今年度も継続し、利用促進に取り組む方針を確認した。鉄道系ユーチューバーによるくろしお車内での勉強会ツアーを6月に実施することも報告された。

 同協議会は、和歌山市から新宮市までの沿線24市町村の首長で構成し、紀勢本線の活性化を目的に活動している。このうち、新宮−白浜間の沿線8市町村を中心とした新宮白浜区間部会は2022年9月に設置。JR西日本や和歌山県、和歌山大学など産官学が連携し、路線維持や駅周辺活性化、利用促進策を協議している。
 
 開催地を代表して、新宮市の上田勝之市長が「昨年度はこれまでにない事業にも取り組んできた。数値目標の達成に向けて全力を尽くしたい」とあいさつした。
 
 昨年度と今年度の取り組みについて各団体が説明した。部会では、くろしお増便や地酒を味わう貸切列車ツアー、新宮駅東市営駐車場割引などを実施。昨年11月から始めた増便実証は、期間内の乗車人数が目標を下回ったことから、観光シーズンを含めた長期的な検証のため来年2月まで延長する。利用促進補助事業では、校外学習支援49件、約130万円を交付した一方、教育旅行誘致は2件、約7万円にとどまり、県内外への周知が課題となった。
 
 新宮市は、一昨年から白浜駅に公用車1台を配置し、職員出張での鉄道利用を促進しているほか、駅を活用したイベント開催にも取り組む。くろしお利用客にふるさと納税返礼品を絡めたプレゼントキャンペーンも予定する。
 
 那智勝浦町は、インバウンド観光客の利用増を見据え、紀伊勝浦駅からの二次アクセス改善のため、駅前広場再整備計画に基づくロータリーの改修工事などを進める。昨年度は、公共交通空白解消に向け、デマンドタクシー運行の実証事業も行った。太地町は、昨年度に締結したJR、和歌山大学、町との三者協定に基づき、学生の受け入れ事業を進める。
 
 きのくに活性化センターは、高校生のアイデアをもとにした「きのくに線新宮白浜インスタグラムフォトコンテスト」を実施。今年7月ごろには、新宮観光協会でくろしお乗車記念品を配布予定。6月6日には、新宮で行う「きのくに線検定」(和大きのくに線活性化プロジェクト主催)に向け、新宮行きのくろしお車内で人気ユーチューバーとともに勉強会を開催する。定員280人分のチケットが販売開始2分で完売した。
 
 和歌山大学の西川一弘教授は「鉄道移動の価値を違った角度からアプローチすることが大切。国へ要望や提言活動も必要だ」と話した。
 

      新宮市

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