38事業者がやりがい伝える
三重県立尾鷲高校の生徒を対象とした合同企業説明会が22日、同校体育館で行われた。38事業者が36ブースで、生徒らに自分たちの仕事のやりがいや魅力をアピール。全日制の全校生徒355人が、地元の仕事について理解を深めた。
同校卒業生の大多数が進学または市外の企業に就職していることから、市内にある企業の魅力をアピールするとともに、公務員の仕事内容を理解してもらうことで、将来の就職活動の一助とし、地元就職につなげようと尾鷲市商工観光事業推進課と紀北町商工観光課が合同で企画した。2024年から実施していて、今回が3回目。
大学生や一般を対象にした説明会と同様の方式で、経営者や採用担当者らが仕事内容や職種、休日、社会的役割、採用後のキャリア形成などについて説明した。
漁業、林業、建設、宿泊サービス、小売り、福祉や公務員などが参加した。説明1回15分間で、生徒は興味のある事業所を5か所選んで巡った。生徒には、ブース参加をしないものの事前登録した事業所も含め43事業所を紹介した冊子が配布された。
担当者は、情報通信技術(ICT)の活用など最新技術の導入について紹介したり、繁忙期と閑散期の仕事内容の違いを説明するなどしていた。
市商工観光事業推進課の湯浅大紀課長は「多くの事業所が参加してくれた。先輩の努力のおかげと思っている。進学か他地域で就職する生徒がほとんど。地元にもこれだけ働く場所があることに気づいてもらい、一人でも多く地元企業に就職してくれれば。来年度以降も参加事業所を増やせるよう努力したい」と語った。
景気回復の影響で、都市部企業の採用意欲が引き続き高く、公務員も人材不足となっている。尾鷲市や紀北町、尾鷲総合病院、三重紀北消防組合や県警、海上保安部、自衛隊、刑務所などのブースでも、職員が熱心に〝勧誘〟を行っていた。
