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万全の準備で楽しんで 九鬼で安全な登山を呼び掛け

 県内外から多くの登山客が訪れる春になり、三重県山岳遭難防止対策連絡協議会は18日、県内12か所で、安全な登山と自然保護を呼びかける啓発活動を実施。多くの人が訪れる「オハイブルー」を見に来る尾鷲市九鬼町でも、関係者ら12人が登山届や装備などを確認した。
 
 九木崎にあるオハイ(大配)の海の色は日に当たって透き通り、エメラルドブルーの輝きを見せる。市役所職員がインターネットに投稿したことがきっかけでNHKで取り上げられ、SNSで評判となり来訪者が急増した。一方で、山道で片道2時間半、往復5時間かかるため、転落や遭難、熱中症などの事故が発生している。尾鷲署によると、昨年オハイでは道迷いと疲労の合計2件の遭難があった。
 
 午前8時から、観光駐車場に近い九鬼コミュニティーセンターで県山岳・スポーツクライミング連盟や市職員、尾鷲署員の12人が入山者に声を掛け、装備などの聞き取りを実施。どこから来たか、登山計画書は提出したか、地図やコンパス、ライト、レインウェアは持っているかを確認した。
 
 石川県から友人同士で来た一行は「SNSで便石山を知って訪問し、その時に知り合った人にオハイを教えてもらった。今日は馬越峠にも行き、明日は那智の滝に行く予定」と話し、関係者におすすめの料理店を尋ねていた。
 
 市商工観光事業推進課の湯浅大紀課長は「来訪者が増えれば遭難なども増えてくる一面はあるので、登山届をしっかりと出してもらうことが安全につながる。安全に、マナーを守って楽しんでもらえれば」と話した。
 
 昨年の県内の山岳遭難は80件にのぼる。昨年9月に天狗倉山で発生した死亡事故を含めて10人が死亡している。県山岳・スポーツクライミング連盟の草川明副会長は「三重県の山は全国と比べて高くないが、愛知や関西からのアクセスも良く、散歩の延長のような形で山に入ってしまう人もいる」と指摘している。

      4月18日の記事

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