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紀南抄「『稚児』に参加の親子は体力強化を」

 熊野本宮大社の例大祭「本宮祭」(4月13~15日)を控え、最終日の斎庭神事での舞奉納を行う子どもたちの練習が始まった。今年は男女各4人の計8人が地元の伝統文化に触れる。
 
 「本宮祭」にはこのほか、神輿渡御で地元の小中学生が大勢参加する。15日の昼過ぎに大社を出発し、旧社地の大斎原(おおゆのはら)まで神輿の一団が渡御するが、沿道の見物客も含めてにぎわう光景は、まさに祭り一色といった感じで心が躍る。
 
 九鬼家隆宮司によると、昨年開かれた大阪・関西万博会場で、「本宮祭」初日に行う湯登神事(和歌山県無形民俗文化財)を披露し、大いに注目を集めた。湯登神事に欠かせない2~3歳の男児(稚児)はもともと本宮町内や近隣からの参加が慣例だったが、少子化でなかなか集まらないため近年は内外に発信し、今年も地域問わず広く募集することにした。
 
 この湯登神事は父親(男性保護者)の参加も必須だが、稚児を肩車して山を登る(大日越え)ため体力勝負のところもある。参加を検討している親子は本番までに体力強化にあたることをお勧めする。
【F】

      3月12日の記事

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