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紀南抄「ガソリン満タン運動」

 東日本大震災から11日で15年が経過した。震災では1万5000人以上が亡くなり、いまだ2519人が行方不明という。被災地では今もなお、悲しみの傷跡は癒えていない。
 
 東日本大震災では停電により多くの給油所が稼働停止し、石油製品の供給に大きな支障が出た。発災直後、ガソリンスタンドに長い行列ができていた光景は記憶に新しい。
 
 災害時の燃料不足を防ぐための身近な防災対策として、日ごろから車の燃料を半分以上に保つ「満タン運動」が推奨されている。冷暖房完備でスマートフォンの充電も可能な車中泊避難が注目される中、いざという時に備えて燃料を確保しておくことは重要だ。
 
 現在週に1回以上給油しているので、なるべく回数を減らそうとギリギリを攻めているが、空っぽに近い状態では災害時に身動きが取れなくなる可能性もある。
 
 不安定な中東情勢などの影響で、ガソリン価格が急騰している。今後も上昇が続く見通しで、200円台も近いといわれる。物価高騰の中で家計への負担は重いが、「半分になれば給油」を意識して生活しようと思う。
 
【織】

      3月11日の記事

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