先日新宮高校で開かれた人権鑑賞会で、LGBTのシンガーソングライター・悠以さんの講話とライブが行われた。男声と女声を自在に操り、本当に1人の人間が出しているのかと思うほど素晴らしい歌声だった。
最後に、生徒たちと一緒に合唱したのは、かりゆし58の曲「オワリはじまり」。「もうすぐ今日が終わる やり残したことはないかい 親友と語り合ったかい?燃えるような恋をしたかい」という歌詞は、高校生の胸にもまっすぐ届いたのではないだろうか。
大人になっても、何となく1日を過ごしてしまうことがある。疲れて今日の終わりを感じる暇もなく、寝落ちしてしまう日もある。明日が来ることを当然のように思い、1日1日を大切に過ごしているかと問われると、自信を持って肯定できない自分がいる。
今日が終わることを意識することは、簡単なようで実は難しいことなのかもしれない。仕事や勉強を頑張ったか、充実した1日だっただろうか、誰かときちんと言葉を交わせただろうか。そんなことを振り返り、また次の日の活力にしていくことが大事なのだと思う。
【織】
