先日、尾鷲署管内で特殊詐欺事件が発生した。昨年は1年間で7件あり、被害額は約1610万円。県内では487件で約18億3700万円の被害が出ている。来年度の尾鷲市の市税見込みが約18億5300万円だから、驚きの被害額である。
今年になって社長や理事長などの役職者をかたり「事業資金が急に必要」などと経理担当者をだまして指定口座に資金を振り込ませる手口も出ている。新手のように思えるが、何年か前にもこの手口が話題になった。
ファッションも再流行するというが、詐欺の手口も以前のものを基本に少し味付けを変えて対策の網をかい潜ろうとする。よく書いていることだが、ニュースに敏感であることが被害防止につながる。
確定申告の時期だからか、会社のメールに「税金の未払い」という〝お知らせメール〟が届いた。政府はDX化を進めているが、このような大切なお知らせまでメールになるわけはない。裁判所や法務局から「裁判の最終通告」がはがきで届くこともあるが、いずれも偽物である。
(M)
