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尾鷲の雨も楽しんで 海・山ツーデーウオーク

 尾鷲市と一般社団法人日本ウオーキング協会などが主催する第19回おわせ海・山ツーデーウオークが16日、始まった。あいにくの雨だったが271人が4つのコースでウオーキングを楽しんだ。
 
 熊野古道など「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されたのを契機に始まった取り組みで、今年も北海道から沖縄まで30都道府県から延べ682人の申し込みがあった。通常は6コースだが、今年は世界遺産登録20周年と尾鷲市制70周年の節目に当たり、市内の古道全てを含む8コースを設定した。
 
 16日は長距離のコースが多く、雨が降ったことから102人がキャンセルしたほか、馬越峠を通るコースから猪ノ鼻水平道を通るコースに変更した人もいた。
 
 午前8時から県立熊野古道センターの大ホールで開会式があり、内山裕紀子実行委員長が「雨になってしまったが、それも尾鷲らしいので楽しんでほしい。くれぐれも風邪をひかないように」と呼び掛け。また各コースの見どころなどを紹介し、特に猪ノ鼻水平道に関して、市建設業協会などがこの日のために安全に歩けるようにしたと紹介した。また、ガイドと歩く特別コースについては「地元の歴史とか話を楽しんで」と語り、「無事の帰りをお待ちしています」と締めくくった。
 
 この後、軽く準備運動をしてから出発。雨合羽を着こんだり傘をさしたりした参加者は列を作ってコースを歩いた。
 
 17日は「八鬼山全踏破コース」(13キロ)、「滝と行野浦の碧い海コース」(10.5キロ)、「九鬼のレトロな漁師町探訪コース」(6キロ)と特別コースの「語り部さんと歩く曽根次郎坂太郎坂コース」(8キロ)で行われる。実行委員会事務局の市商工観光課によると312人の申し込みがあったという。
 
 なお、15日午後には「せっかくウオーク」が行われた。30人がおわせふるさとガイドの案内で、尾鷲神社や馬越峠の津波の碑、中井町の旧街道などを歩いた。

      11月16日の記事

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