新宮市子育て推進課内のしんぐうファミリー・サポート・センターは25日、同市三輪崎のカフェ・フロル・デ・マリアで、出張相談会「ファミサポカフェ」を開催した。これまで商業施設での出張相談会はあったが、気軽に相談できるようにと、今回初めてカフェ形式で相談会を実施。同制度に興味のある7組の相談者が訪れた。
同センターは、子育ての手助けをしてほしい「利用会員」と、子育ての手助けをしたい「サポート会員」からなる会員制の相互援助活動。現在利用会員は225人、サポート会員は46人が登録しており、サポート会員、特に三輪崎・佐野エリアの人数が足りていないという。
訪れた相談者は利用会員、サポート会員として登録するとどのようなことができるのか、登録までの流れはどうなっているのか、そもそもどのような制度なのかなど、職員に直接相談。中には、サポート会員になるための講習を過去に受けたことのある人や、利用会員としての登録を前向きに検討して資料を受け取った人などがいた。
同センター職員は「前から気になっていたという方も来てくれて、この機会に話してくれた。カフェ形式の相談のお手軽感が良かったのかなと思います」と話した。
なお、同センターは10月中、4回にかけて「サポート会員になるための子育て講座」を実施する。問い合わせ・申し込みはしんぐうファミリー・サポート・センター(電話0735-23-3755、FAX0735-23-3740)。