新型コロナウイルス感染拡大の影響で、当地方の観光施設も大きな影響を受けている。熊野速玉大社で神職に聞いたところ、来訪者は例年同時期に比べて３割程度にまで落ち込んでいる。大型バスが入ってきても乗っている観光客は１０人未満というバスが多く、例年この時期なら駐車場の整理に人員を配置しないと大混雑するが、今年はそのような心配もない状況という。神職は「早く元通りになってほしい」と話した。

　和歌山県立高校は１８日、各校一斉に合格発表を行った。県教委が専用ホームページでの番号確認を呼び掛けていたことから、各校に出向く受験生は例年に比べ圧倒的に少なく、静かな発表となった。この瞬間に表現できなかった喜びは入学後、高校生活の舞台でぜひ表現してほしい。

　新型コロナで暗いニュースが続く中、新宮市内の学童施設に匿名の女性からお菓子のプレゼントがあった。また、山梨県では中学１年の女子生徒が貯金していたお年玉を使って自作のマスク６００枚を作り、県に寄付したというニュースも。ほっこり気分になった人も多いのでは。

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