新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。全国的に大勢の人が集まるイベントの中止や延期が相次ぎ、本紙エリアでも今週に入り、その流れが加速している。卒業シーズンを控えており心配だ。
そんな中、「お湯を飲むことで予防できる」としたデマ情報がSNSで拡散している。ラインやツイッターで「拡散希望」などのタイトルで出回っており、職場の同僚の携帯にも届いた。これに対して専門家は「常識的に考えてありえない」と警鐘を鳴らした、と報道されていた。
また、感染拡大に便乗した詐欺被害にも注意が必要。和歌山県警は、
- 市役所職員等をかたって義援金等を振り込ませる
- 市役所職員等をかたって自宅を訪問し、義援金名目で直接現金を受け取ろうとするもの
- 新型コロナウイルスに感染した身内等を装い、電話等で現金を要求するもの
−などの電話があれば、容易に現金を振り込んだり、手渡したりせず、まずは家族や警察に相談してほしい、と伝えている。
このように、日常生活への影響も懸念されることから、何とか早期の事態終息を願うばかりだ。
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