新型コロナウイルスの影響で、先月末から当地方のスーパーや薬店、コンビニなどでもマスクの売り切れが続出した。一部店舗では商品が入荷しているものの、「お一人様1個限定」などと購入制限を呼び掛ける案内が目立つ。国内の感染者数も日に日に増えている報道もされるなど、世間の大きな関心事となっている。
予防への意識が格段に高まっていることから、この時期猛威を振るうインフルエンザの患者数が例年に比べて少ないという。結局、個人の予防対策は手洗いうがい、マスク着用など、コロナもインフルも同じ。
一方で、子育て中の知人女性からは公共の場でのマナーに関して訴えが届いた。新宮市内のスーパーで乳児を抱いて買い物中、無断で乳児の手や頬を触られることが多々あるという。女性は「かわいいと言ってくれるのはありがたいけど、赤ちゃんは手をよく舐めるので、足と服の上ならわかるけど、顔と手はやめてほしい。このような時期だけに余計に嫌」と訴える。自身の予防と同時に周囲への配慮の意識も高めなければならない。
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