今冬は全国的に暖冬の傾向で、雪国では雪不足でスキー場のオープンが遅れたり、イベントに必要な雪をあらゆる手段で手配したり大変だとラジオで報じられていた。素人考えでは、単純に雪が少なくて暖かい方がいいという発想をもってしまうが、毎年一定量の積雪がある雪国では、平均的な雪が降らなければ経済損失が発生してしまう。農作物の中にも雪に覆われて育つものもあり、こうした地域の人たちは暖冬を手放しで喜べない状況という。
当地域では雪は年に数回、降るか降らないかというレベルで、積雪となればかなり珍しい。寒さに不慣れな地域柄、雪道などでの車の運転にも不安があるという人も多い。山間部を中心に特に朝晩は路面凍結に注意が必要。冬用タイヤや滑り止めをして運転しなければ思わぬ事故につながってしまうことも。まちなかであっても橋の上やマンホールの上などはスリップする可能性があることを頭に入れて運転してほしい。
1月下旬から2月上旬にかけてが、例年寒さのピーク。そして2月6日の「お燈祭り」がこの地域に春の訪れを告げる。
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