今年の干支(えと)は子。というわけで先日、紀宝町の子ノ泊山に登ってきた。頭に「子」のつく山は日本で唯一とされており、今年は多くの登山客が見込まれているという。
標高907メートル、一般的なコースの所要時間は登り下りとも約2時間の合計4時間と、日帰り登山には最適。ただ過去に何人も遭難しており、広報や弊社新聞記事でも準備は万全にと注意があったので、防寒や食料対策などをばっちりにして出発した。
桐原登山口の鉄はしごを上ると、早速最初の難関が。4歳児も一緒だったので不安が大きかったが、そんな心配はよそに親よりするすると急斜面を登っていた。地面に手をついたりロープを使う場所もあるため、子ども用の軍手が非常に役に立った。
山頂は360度の展望で、熊野灘と紀伊山地が見渡せた。登山口で押したスタンプに山頂のスタンプを重ねて押すと絵が変化し、子どもたちは大喜び。下りは少し大変だったが、大変清々しい一年のスタートとなった。
事前の準備をしっかり整えて、子年の記念にみなさんもぜひ登ってみてください。
【織】