新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。昨年5月に新元号「令和」となり、初めて迎えた新年。どのような出来事にも「令和初」の冠がつくが、歴史の転換期を生きていると実感できる場面でもある。
今年一年、当地域はどのような出来事が起こるのか。災害報道を行うことのない平穏な年になることを願うが、備えは各自でしておかなければならない。そのような啓発につながる記事を掲載していくことが必要。
また、新聞の大きな役割である歴史を刻むことにも力を注ぎたい。単に出来事を報じるだけでなく、住民が気になることや、都会でニュースになっていることを地元に落とし込んだ取材にも取り組む。「紀南新聞を読んで役立った、ためになった」と言われるような存在であるために、一方通行の情報発信ではなく、読者や広告主と双方向の情報交換・共有を意識していく。
活字離れ、新聞離れが言われて久しい。それを理由にすれば成長できない。そのような若い世代にも読んでもらえる新聞とは。常に追求していく姿勢で臨みたい。
【F】