今年7月に就航したばかりの大型客船「飛鳥III」が新宮港に初寄港した。飛鳥IIより全長は10メートルほど短くなったが、船体が少し高くなり、総トン数も1500トン以上重くなって日本船籍で最大のクルーズ客船になった。間近で見る船体は美しく、まさに海に浮かぶホテルのようだ。
今回のクルーズでは定員(740人)の3分の1以下の約200の乗客が豪華客船の旅を楽しんだ。運航する郵船クルーズによると、就航から間もない時期のため乗組員が多いが、乗客数は徐々に増やしていくという。ちなみに料金は安い部屋で1泊10万円程度、高い部屋だと1泊30万円以上。3泊4日の航海だから…。ん~いくらになるのか。
宿泊を伴う船の旅は高校時代に2回経験した。部活の東京遠征で、当時宇久井フェリーターミナルから発着していた定期便「さんふらわあ」に乗船した。2等客室でいわゆる”雑魚寝”だったと記憶しているが、それ以上のことはあまり覚えていない。
船旅にはお金と時間が必要。仕事をしている間は到底無理だが、第二の人生で一度は豪華客船に乗って旅をしてみたい。
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