先日、新宮市交通指導員協議会の総会席上、新宮署の交通課長による情勢報告があった。信号機のない横断歩道で歩行者がいる場合の車の一時停止率について、和歌山県は全国平均よりもまだまだ低いとの話があった。当方の肌感覚だが、県内の調査地点が和歌山市のため、そのまま新宮地域に当てはまらないのではないか。
毎朝の通勤で小中高生の通学路を通るため、スピードは控えめに、横断歩道が近づくといつでも止まる心の準備をしている。同じ時間帯に通る車も同様で、歩行者の安全を第一に通行しているように思う。この横断歩道の一時停止は、春夏秋冬の交通安全運動をはじめ、いろいろな場面で周知されており、各ドライバーの意識はかなり高まっているはず。新宮地域で調査すれば違った結果が見られると信じている。
交通事故の発生場所で最も多いのが駐車場内ということも報告された。一般道路上と同じく、交通ルールを守り、十分な安全確認の上、慎重な運転が求められる。リスクを少しでも減らすためには、入り口から離れても空いている場所に駐車するのがよさそうだ。
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