熊野川河口大橋の開通がいよいよ間近に迫ってきた。河口にあんな大きな橋が架かるとは夢にも思っておらず、今でも信じられないぐらい。しょっちゅう使うことになりそうな私は、市内の渋滞を回避できることでどれだけ時短になるのか大変楽しみにしている。
新しい橋の通称は何になるのかも興味がある。例えば当地方の道路でいうと、国道42号は「国道」、国道168号は「イチロクハチ」、新熊野大橋は「大橋」、熊野大橋は「古い橋」や「旧大橋」、那智勝浦新宮道路は「なちかつ道」や「高速」など、独自の呼び名を聞くことがある。
おそらく「河口大橋」が主流になるだろうと予想されるが、しばらくは「新しい橋」と呼ぶ気もする。しかし少し長いので、いずれ単に「河口」と略される未来も想像できる。昔の河口の呼び方で、「かわぐち」と言う人もいるかも知れない。そんな中で自然と何らかの愛称が定着していくのだろう。
橋の上からの景色も楽しみである。きっとすばらしい眺めであることは間違いない。見とれて事故を起こさないようにだけは気をつけないと。
【織】