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紀南抄「自己言及のパラドックス」

 「自己言及のパラドックス」をご存じだろうか。発言者自身を含めた言及に生じる矛盾のことで、有名な例は「私は嘘つきです」という言葉が本当か、というもの。発言者が嘘つきならこの発言は嘘になり、嘘つきではなくなる。嘘つきでないならこの発言は本当だから、発言者は嘘つきということになる。
 
 ワニのパラドックスも面白い。赤ん坊を奪ったワニが「次に俺が何をするか言い当てることができたら、赤ん坊は返してやる。当てられなかったらお前の赤ん坊を食ってやる」と言ってくるが、母親が「赤ん坊を食べる」と答えると、ワニは身動きが取れなくなってしまう。この時、ワニが赤ん坊を食べると行動を当てられているので約束を破ることになり、逆に食べないとすると予想は外れたのでワニは赤ん坊を食べなければならない。
 
 他にも「自分でひげをそらない町人全員のひげをそる」と決めた床屋の店主のひげを誰がそるのか問題や「例外のない規則はない」という規則、「この壁に張り紙をしてはならない」という張り紙などさまざまな例が挙げられている。
 
 論理で遊ぶのは人の特権だ。
 
【稜】

      紀南紗

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