30年前の5月15日、Jリーグが開幕した。10チームでスタートし、年々参加チームが増えて1998年には18チームに、1999年にはJ1、J2の2部制になった。現在はJ3までの3部制で60チームが参加。年間の成績に応じて入れ替えがあるため、所属するチームは毎年変わる仕組みとなっている。
残念ながら、和歌山県にはJリーグに参加しているチームはないが、アマチュアリーグの頂点であるJFLの1つ下の地域リーグでアルテリーヴォ和歌山が戦っている。2025年までのJリーグ参加を目指しており、昨年関西リーグで優勝するなど奮闘している。
コロナ禍の直前に、好きな選手の所属するクラブの試合を初めて見に行った。競技場はクラブ一色に染まり、サポーターの熱気を肌で感じることができた。Jリーグに加入するには、成績はもちろん、スタジアムや練習場の整備、集客などによる財政面といったクラブの基盤作りも大きな課題となる。地域に愛されるチームでなければならない。和歌山にもし、Jリーグクラブが誕生したらぜひ応援に行きたい。
【織】