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紀南抄「消防は『112』番だった」

 那智勝浦町消防署の救助隊員5人が、「第49回和歌山県消防救助技術会」を目指し、引揚救助訓練を行う現場にお邪魔した。まず、ヘルメットと安全帯を装着し塔上へ。隊員は高さをものともせず、あっという間に降下。要救助者役を塔上へ救出した後、ロープ登はんで、あれよあれよという間に塔上へ到達。日々の地道な訓練に裏打ちされた体力、精神力、技術力が人命を救う条件になる。技術会での活躍に期待したい。
 
 警察への通報の電話番号は「110」番、消防への通報は「119」番。歴史的には消防の方が先に統一番号を決めている。当初、消防は「112」番だった。大正15年、東京で電話が自動交換になり、「112」番が消防への通報電話番号として定められた。当時の電話はダイヤル式で、「1」は回す距離が最も近いので、「112」番だと、早くかけることができた。ところが番号の位置が近すぎて、かけ間違いが多かった。そこで2年後に、「11」はそのままにして、末尾を「1」から遠く離れた「9」とし、「119」番に変更された。
 
 若い人にはピントこない話かも。
 
【茂】

      紀南紗

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