イチゴシーズンが最盛期を迎えている。スーパーには全国各地のさまざまな品種が並び、製菓店や飲食店ではタルトやショートケーキ、パフェに大福と和洋問わず大活躍だ。
昔は練乳をかけないと食べられないぐらい酸っぱかったイメージだが、品種改良が進み、最近はそのまま食べても、ものすごく甘い。和歌山県にはオリジナルブランド「まりひめ」がある。「とちおとめ」や「あまおう」などに比べると知名度は落ちるが、味は決して負けていないと思う。
イチゴといえばたびたび議論になるのが、野菜か果物か。農林水産省では、果実は果樹になるものとしており、草本性であるイチゴやメロン、スイカなどは果実的野菜の扱いらしい。しかし、好きな果物ランキングではイチゴは常にトップに君臨。むしろ堂々と果物を名乗ってもよいのではないか。
イチゴの豆知識としておもしろいことを聞いた。毎月22日はショートケーキの日。22日の1週間前が15日で、カレンダーを見ると上に15(イチゴ)が乗っているかららしい。これで遠慮なくケーキを食べる口実ができた。
【織】