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紀南抄「調査研究」に期限設けて

 各市町村議会で12月定例会が行われている。議員は普段の活動の中で住民から寄せられた声を当局側に伝えるのも大切な仕事。一般質問でそのような声を伝えるケースが多いが、議員からの提案に対し当局が「調査研究します」と返答することがたびたびある。前向きとも後ろ向きともとれる言葉で、当局側にとっては使い勝手のよい言葉だ。
 
 提案の内容にもよるが、少しでも実現の可能性があるものであれば、調査研究していつまでに報告するのかを明らかにしてもらいたい。途中経過を報告することで、議員もより細部の提案がしやすくなり、難しい場合は別の方法を考えることもできる。また、市民にも市政の動きに興味を持ってもらうきっかけにもなる。
 
 民間企業であれば、仕事に期限を設けるのは当たり前だが、公務員の場合、そのあたりがぬるま湯になっていることがある。もちろん、調査して実現の可能性を探ってくれてはいるのだが、スピード感を持って取り組む必要がある。
 
 コロナ禍で新宮市の福祉タクシー券の倍増配布は利用者に喜ばれていた。きめ細かで社会情勢に応じた住民サービス提供を常に意識してほしい。
 
【F】

      紀南紗

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