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不連続線「ちぐはぐな政策」

 関西電力のエリアで4日、太陽光発電・風力発電など再生可能エネルギーの受け入れを一時的に止める「出力制御」が行われた。4月には中部電力管内でも同様の事例があったよう。再生可能エネルギーを推進しているのに「なぜ止めるのか」という疑問がわく。
 
 2018年9月に北海道で、電力不足が原因となる大規模停電(ブラックアウト)が発生した。この時は、最大震度7の地震が引き金となった。電力がありすぎても、周波数の維持ができず、大規模停電につながるのだそう。
 
 太陽光発電は日射に、風力発電は風に、発電量が大きく左右される。一方で火力発電や水力発電は、すぐに出力を上げたり引き下げたりはしにくい。再生可能エネルギーを十分に活用しきれていないのはもったいない。地域間の送電網の容量不足や蓄電システム不備が課題と言われる。
 
 現に再生エネルギーの費用は電気代に組み込まれているし、今後も活用を進めなければならない。無駄にしない仕組みづくりを早急に進めてもらいたいものだ。
 
(M)

      不連続線

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