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不連続線「宇宙が身近に」

 尾鷲商工会議所青年部は本年度、市民に避難場所でもある中村山やその周辺に関心を持ってもらおうと一連の取り組みを行っている。3回目、「空のその先の創造。未来宇宙展」を開く。

 ガンダムのプラモデル展示と、宇宙建築学会提供の資料を使った宇宙建築展があるほか、26日には「ペットボトルロケットカーを作ろう、走らせよう」という体験を行う。企画担当の濱野恭行さんは企画の趣旨について「宇宙が近くなった」と話す。

 確かに、高額ではあるが、いわゆる宇宙旅行ができるようになった。宇宙飛行士でなくても宇宙に行ける時代になっている。2050年ごろには〝宇宙エレベーター〟ができるという話もある。静止軌道に拠点をつくり、そこからさらに月や火星などに探査機を発進させたり、物資を運んだりする。火星を人が住める環境にするといった話もある。ガンダムも月や宇宙で動く重機と考えると、あながちマンガやアニメの世界とも言えない。

 2050年というと、今小学生なら30代、40代。宇宙で仕事をする人もいるかもしれない。このイベントに参加したことが宇宙で働くきっかけになる可能性もある。      

(M)

      不連続線

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