輸入原材料の価格上昇や原油高、物流費の高騰などで値上げラッシュが続いている。1月に一部で始まった値上げはさまざまな商品や外食にも及び、2020年を100とした3月の全国消費者物価指数は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が100.9となり、昨年3月に比べて0.8%上昇。食料も2015年12月以来、6年3か月ぶりの高い伸びとなったという。
報道によると、帝国データバンクの調査で、1月から7月までに値上げする予定の商品は合わせて6100品目。値上げ幅は平均11%。高止まりのガソリンのほか、電気料金なども値上がりが続く。
防衛策としてポイントをためたり、期限が迫って割引された商品を購入したり、割引クーポンの活用などがあるが、割引クーポンで不要なものを買うと結局は無駄な出費になるし、通信販売などで「○○円以上は送料無料」があるが、送料を払った方が安く済む場合もある。
車では急発進や急ブレーキを避けるほか、タイヤの空気圧の調整や余分な荷物を下ろすことで車の燃費の向上が期待できる。
お得感に踊らされ、何気なく過ごしているようでは、出費がかさむだけである。
(J)