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不連続線「探しものとまじない」

 出掛ける間際に車のカギが見つからない、財布をどこへ置いたかわからない…。ある調査によると、男女500人を対象にした調査で、なくしものをして困った経験がある人は8割近くに上る。

 心当たりを何度も探してみてもなくしものが見つからない時の最後の手段がまじない。集中力を高める「名前を言いながら探す」のほか、「やかんをひもで縛ってお願いしてから探し始める」「はさみに向かってお願いする」「家から近い神社に向かって尋ねる」に、結び目を7つ作った赤い紐を部屋の真ん中につるすなど、さまざまある。

 熊野地方でも「物を失くした時、庚申さまを縄で縛ると失せ物が現れる」といわれている。庚申様まで行けない人は釜を縛る地域もあり、実際に炊飯器を縛ってなくしたものを見つけた人もいる。

 大切なもの、今すぐ必要なものほど焦りが出てくるが、焦れば焦るほど、見つからないもの。「探すのをやめてしばらくすると見つかった」「何度探しても見つからないので、仕方なく代わりの物を買ったら出てきた」ということも。まじないにもいったん休憩をとることと同じ効果があるとしたら、あなどれない。紛失にご注意を。

(J)

      不連続線

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