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不連続線「ごみの処分も自己責任で」

 23日をもって今季の海水浴場を終了した尾鷲市の三木里ビーチ。今年からシーズン中のごみ箱の設置を取り止め、持ち帰りを促した。一部に反発はあったものの、多くはその要請に応じてくれたようで、1年目にしては上出来か。

 それでもごみを放置して帰る人が後を絶たない。可燃ごみやペットボトルなどのほか、ここ最近目立つのが1回しか使っていないような真新しいバーベキューコンロやテント。安価に購入して、そのまま置いていく。
 
 コロナ禍の今年、路上に車を止めて閉鎖された海水浴場に入り込み、浜辺やトイレにごみを放置する事例も。「閉鎖している」と伝えても、「知ってます」と柵を乗り越える。〝自己責任〟でやってくる人たちだが、ごみについてはそうではないらしい。
 
 一部のマナー違反や迷惑行為により、バーベキュー禁止の公園や河川敷が増えている。違法駐車やごみを放置して帰る利用者が後を絶たず、禁止に至るのは当然の流れ。
 
 いつでも、誰もが気持ちよく楽しむためには、マナーを守って周辺住民に迷惑をかけない、ごみはきちんと持ち帰るのが基本。心無い迷惑行為は遊べる場所をなくしていく。
 
(J)
 

      不連続線

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