7月30日午前9時38分、電話対応中に緊急地震速報のけたたましい音が鳴り響いた。揺れに身構えたが、しばらくしても揺れが来ない。ネットにつないでも地震速報もなく、数分後に誤報と判明。関東地方でも被害がないようで、胸をなでおろした。
東海地震や東南海地震が「いつ発生してもおかしくない」と言われている。意識はしているつもりだったが、体が固まってしまった。警報音にパニックになった人も多いのではないか。
ネットを見ると、過去の地震で警報音がトラウマになっている人もいるよう。気付いてもらうことが重要だが、音を変更するなど、対応が必要かもしれない。
南海トラフのエリアで大規模地震が発生した場合、緊急地震速報は間に合わない可能性が高い。揺れてから音がなるか、音とほぼ同時に揺れ始めるか。先日、天満荘で「夜しゃべ」があった時に、津波避難に関する研究の資料が配布された。どこに、どのように逃げるかを把握しておくことが迅速な避難につながる。高さを意識することも重要。流されないと思われる頑丈で高い建物が地区にある場合、そこに避難させてもらうことも考えた方がいいだろう。
(M)