• 求人広告(12月25日掲載分)
  • 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

社説「穏やかな新春 良い年に」

 穏やかな天候に恵まれた今年の正月三が日。世界遺産の熊野速玉大社、熊野本宮大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺の三山一寺は連日、大勢の参拝客でにぎわいを見せた。駐車場や周辺道路で混雑はしたものの、大渋滞でどうしようもないという状況ではなかった。本宮大社の宮司によると、コロナ禍で初詣で客による「密」を避けるために和歌山県神社庁が推奨した「幸先詣」(さいさきもうで)が浸透し、コロナが明けたあとも年末から年始にかけて参拝が分散する傾向が見られるという。

 道路の混雑はどうだったか。一昨年12月に熊野川河口大橋を含む新宮紀宝道路が開通したことで車両が分散され、新熊野大橋から新宮市内の国道42号にかけての渋滞はほぼなくなった。一方で、国道42号広角南交差点は国道から県道あけぼの広角線に右折する車両が多く、右折レーンを超えてかなり長い列ができていた。普段から渋滞する箇所で、路面に「速度落せ」の表示はあるものの、交通事故防止のため、道路管理者にはさらに注意喚起の看板設置を検討してもらいたい。
 
 今週末からの3連休は今季最強寒波が到来し、日本海側では大雪になると予報。当地方でも厳しい冷え込みとなる見込み。山間部では積雪や路面の凍結、平野部でも雪の降るところがあり、交通機関への影響が出るおそれもある。
 
 寒さ対策には万全を期す必要がある。寒暖差が激しいと身体への負担が大きく、体調を崩す人が増える。インフルエンザなど感染症にも気をつけたい。急激な温度変化によって起こるヒートショックにも注意。特に高齢者は入浴時の急激な温度変化で血圧が急上昇または急下降し、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすリスクがある。脱衣所や浴室を暖めたり、入浴前後には水分を補給したり、予防策を講じてほしい。
 
 暖房器具の取り扱いも慎重に行うことが大切。ストーブの近くに燃えやすいものを置かないこと、点火後は正常に燃焼していることを確認するなど、徹底してほしい。エアコン使用時に乾燥を防ぐため加湿器をつける場合も窓の近くだと結露につながるので、置き場所には工夫が必要だ。
 
 空気が乾燥し、火災が発生しやすい状況にある。山梨県上野原市では8日に山火事が発生し、一日経過した9日も延焼中。新宮市は9日午前に防災行政無線で、当地域に林野火災注意報が発令されていることを伝え、屋外での火の取り扱いは控えるよう呼び掛けた。
 
 今年は午(うま)年。年頭のあらゆる行事で、「飛躍」や「うまくいく」などの言葉を聞く。長引く物価高騰に苦しむ住民の生活が改善の方向に進むよう、各自治体と議会の取り組みに注目していきたい。
 

      社説

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ